夏、多くの観光客でにぎわう昭和新山も冬は人影もまばらな状況になる。停滞する閑散期の地域経済を活性化させること ― これが壮瞥町の悲願であり、大きな課題であった。「冬の壮瞥町を暗く閉ざす『雪』を活用し、全く新しい地域づくりに挑戦しよう」。町民たちの中に地域の現状と課題を認識し、知恵と汗を結集する動きが高まった。 |
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「地域活性化の手法として、まず中核となるイベントを創ろう!」。1987年8月、若者グループ(商業・観光・農業・公務員)が立ち上がり、「アイディア検討会」が結成された。スキーマラソンをはじめ数々のアイデアが検討されたが、いずれも既に各地で実施されており決定打とはならなかった。議論が空転する日々。そして同年12月、東南アジアからの観光客が雪と遊ぶ姿をヒントに、「昔の雪遊びの楽しさを現代に再生しよう」と雪合戦をイベント化するアイデアが浮上した。昭和新山国際雪合戦が産声をあげたのである。 |
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